サッカー日本代表、スペインに勝利!

眠い目をこすりながら朝4時に起きて、試合を観戦した。
ビール片手に観たいところであったが、平日なのでさすがにやめておいた。

どうせ負けるんだろうな~、と思いつつも、皆が盛り上がっている中、自分だけ観ないのさびしいので、勝ちにこだわらずのんびり観戦した。

実は私は本田・長友アレルギーで、サッカー日本代表の試合はあまり積極的に見る方ではなかった。
彼らの強烈な上昇志向やそれを恥ずかしげもなく開陳するところが鼻について、好きになれなかった。

また、本田圭佑がエースだった頃は日本代表の中核をなしている人たちが、現役真っただ中なのに自己啓発本的なものを出版したりして、サッカーの熟達よりも、自分語りに熱を入れているように見えて気に入らなかった。『私の履歴書』を書くのはOBになってからやれ、と思っていた。

そんなわけで、前回の日本代表はあまり応援する気になれなかったのだが、今の代表は本田色も薄まっており、素直な気持ちで応援することができた。

そして、敗戦濃厚という予想を裏切り、日本が強豪スペインに勝った。
これは少なからず私の中に認知不協和を引き起こした。うれしい誤算ではあったが、自分の認識と違う事態が展開され、気持ちが混乱した。

4年に1回しかサッカーを観ない超ド素人の私だが、自分の混乱を解消するため日本の勝因について考えてみることにした。納得できる理屈を探すことにした。

①コンディションのいい選手が多かった。

一番最初に出てきた結論はこれだった。

前田大然、初戦はどことなく重さがあったが、今日はめちゃくちゃ体が動いていた。速い!
守田、この人も体がキレキレであった。球際強い!
谷口、初めて見たが、この人もキレキレであった。海外からスカウト来るのではないか。
伊藤純也、今大会通じて素晴らしい仕上がり。コメントの必要なし。
堂安、キックのチューニングが合っているのだろう。我々で言えば、なぜかボーリングでスペアをポンポン取れる時のようなかんじ。
三苫、伊藤純也と同じく今大会通じて素晴らしい仕上がり。というか能力値がそもそも高いのかも。
吉田麻也、前試合クリアミスを批判されていたが、今回はシャープだった。

こんなかんじでトップコンディションの選手がたくさんいたことが勝利の大きな要因だったと思われる。

レベルが高くなればなるほどコンディションの良し悪しは重要になってくるはずで、今回はその点、素晴らしかった。

コンディションに関しては選手各々の自己管理の賜物なのだろうが、それ以上に大きいのは運だと思う。これは競馬をしているとよくわかる・・・。バイオリズムがあって、その最高潮が大事な試合の時に来てくれるかどうか。極めて複雑な多細胞生物である我々哺乳類のバイオリズムは、まだまだ人為的にコントロールできるものではない。

②スペインのつなぎへの固執

スペインがボールをつなぐことに必要以上にこだわっているようにかんじた。

自陣のゴール付近で、かつ日本の選手もたくさんいるような危険な状況でも、パスをつないでボールを回そうとしていた。
それを日本の選手が気合で奪取して、チャンスメイクにつなげていた。

スペインにボールを取られて、あーあ、とがっかりしていると、彼らはクリアーせずに、ちまちまパス回しをはじめてくる。見ていてラッキー!と思った。
チャンスチャンス!ボール取れる取れる!と素人目にも思えたし、実際何度か高い位置でボールを奪取できていた。

スペインが危険なところをさっさとクリアしていたら、日本のチャンスはもっと減っていたと思う。

スペインのスタイルに潜む弱点を、森保監督はじめスタッフ陣が見抜いていたということだろうか。

③普通に実力

日本代表は普通に実力があるのだと思う。

ドイツにもスペインにも日本人選手の俊敏さは十分通用していた。
相手のペナルティエリア付近で日本の選手がスピーディーにしかけると、けっこう相手もバタバタしていた。

普段からヨーロッパの一流リーグでプレーしている選手が大半をしめているのだから、通用するのは当たり前なのかもしれない。日本人一般がイメージしているほど、世界の強豪国との差はないのかもしれない。

ここまで考えてくると、今回のワールドカップで日本が優勝する可能性も十分にあるなと思えてきた。普通に実力のある日本の選手たちが、多数トップコンディションで出てきて、うまいこと相手の弱点をつけばブラジルにもフランスにも勝てるのではないか。

うーむ、なんかワクワクしてきた。
この土日に、過去動画でクロアチアの試合でも観戦して、弱点をさぐるのも面白いかもしれない。森保監督になったつもりで作戦を立ててみようかな。

そして試合を観ながら、一緒にいる人にうんちくを語ろう。
監督面してみたり、評論家面してみたりするのもスポーツの楽しみ方の一つだ。

日本が勝ち進む限り、酒場で話の肴に困ることはなさそうだな、と思う次第である。
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と、ここまで語っていたら、おとなしく話を聞いていた妻がいきなり口を出してきた。

「現役選手が本を出したっていいじゃない。日本代表になるくらいの人たちなんだから。
 あなたなんて、万年平社員なのに偉そうにうだうだと・・・!」

え?何を怒っている・・・?

あ・・・、そうだった、妻はイケメンの長谷部推しだった・・・。(名著『心を整える』の著者)

それにしても万年平社員って、そんな言い方・・・。

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